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2006年9月16日 (土)

クスクス

120_2028

そのかわいらしい名前 一度耳にしたら忘れないよね(^^)
初めて食べたのは何年前だろう
正直 あまり美味しいとは思わなかった
セモリナ粉でできた細かい粒に野菜等が入ったスープをかけて頂く北アフリカ地方のお料理
その後美味しいお店に出会ってからはすっかり好物になってしまったクスクス
アルジェリア出身のジーナの家にはクスクス用の食器が飾られていた
いつ出てくるのだろうと毎晩楽しみにしていたが一向にその気配は感じられなかった
この家に来て数日、身体のキツサもあってほとんど自分の部屋に閉じこもっていた
会話を楽しむ余裕もなく、語学力の乏しさも手伝って消極的になっていた
必要な事は辞書を引き紙に書いて渡していた

パンの研修も行き詰っていた
三日間同じパンしか作らせてもらってない
契約ではハード系を二日、ヴィエノワズリーを二日、パティスリーを一日のはずだったのに‥
なんでだろう。。。初日に倒れてしまったからか‥
その後も積極性にかけていたのだろうか‥
仕事が遅いからだろうか‥
所詮 研修といってもこの程度なのか‥
お稽古留学だし‥ 
自問自答を繰り返す‥

沈み込む気持ちな中

「あたし‥ 何やっているんだろう」
「何をしにきたんだろう」

自分が変わらなければ回りはかわらない

「ジーナ あれは何?」と食器棚を指す
「あぁ あれはクスクス用の食器よ」
「クスクスって?」知っていたけど聞いてみた
ジーナの顔が変わった
一生懸命私にわかるようにクスクスの説明をしてくれた
「あなた クスクス食べてみたいの?」
「ウイッ もちろん」と答えるとジーナがとっても嬉しそうな顔になった
「それでは明日の晩はクスクスにしましょう」
子供たちも「わ~い あたしクスクス大好き」「明日はクスクスよ」なんて言っている

よかったぁ そっか こういうことなんだよね
コミュニケーションって
待っていたってやってきてはくれないんだ

ジーナは急に張り切りだした
「明日はクスクスだから”YURIも一緒に夕飯食べなさい”と紙に書いて彼女のドアに貼っておくように」と言って消えた(^^)
夜遅く帰ってきたYURIちゃんに事情を話すと
「ええ話しだね そういう事なら用事をキャンセルして早めに帰ってくるよ」と言ってくれた

翌日 研修先では自分の意思を伝えてみた
もっと他の事もやってみたい バゲットもパティスリーもやってみたい
ジュプウ (やらせて)
皆 快く引き受けてくれた ありがたい
忙しい現場でこんな私の希望をかなえてくれる
感謝の気持ちを返すのは私の行動 

一生懸命が頑張った

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コメント

>自分が変わらなければ回りはかわらない
>よかったぁ そっか こういうことなんだよね
 コミュニケーションって
 待っていたってやってきてはくれないんだ

この言葉
テレビのうるるん・・・を見ているようで、とても素敵ですよ~

投稿: エメロン | 2006年9月20日 (水) 10時15分

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